子供の病気に備えて共働き夫婦が準備しておくべきこと
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我が家はノープランすぎた(ノw`*)
ちょっと疲れて熱が出たかな、くらいに軽く考えていたうちの息子くんの症状ですが、いっこうによくなりません。
ひどいときで39.7℃まで上がり、かなりグッタリしていました。38℃を超える発熱が五日つづいているため、再び病院に。
さすがに長引いているというので抗生物質を処方されました。抗生物質はウィルスには効果なく、赤ちゃんにとって大切な菌も殺してしまうため、乳幼児への投与はよくないとされています。
参考: にしむら小児科HP
しかし細菌性の感染症のリスクもあるとのことで、投与となりました。これで熱が下がらなければ、明日もういちど病院です。
さて前置きが長くなりました。ずっと子供につきっきりで看病できるのが理想ですが、共働きの場合はそれも難しい場面が出てきますよね。
我が家はノープランだったので、夫婦でやりくりしてなんとかやっていますが、それにも限界が。
自戒を込めて、共働き夫婦が備えておくべきことを改めてまとめます。
まずは自分たちが休む
まずは自分たちが休めるかを検討すべきで、以降のプランはどうしても自分たちが休めない場合にとるべき手段だと考えています。
季節の変わり目など、子供が体調を崩しやすいタイミングというのがありますよね。その時期に入る前に、職場にあらかじめ休む可能性が出てくる旨は伝えておくべきでしょう。
また、チームで仕事をする職業の場合には、緊急の引き継ぎができるように、自分の仕事はふだんから丁寧にやっておく必要がありますよね。
休む場合でも、できるだけ周囲に負担をかけないようにすること。
もちろん、子供の看護のための休暇というのは法定の制度なので労働者の権利ではあります。
小学校就学前の子を養育する労働者は、申し出ることにより、1年に5日まで、病気・けがをした子の看護のために、休暇を取得することができます。via 厚生労働省
気持ちよく権利行使するためにも、周囲への配慮はしておきましょう、ということですね。
実家に頼む
自分たちがどうしても休めない場合で、実家が近くにある場合にはお願いすることも考えられます。
頼まれる側の立場を考えると急に言われても困ることも多いでしょうから、体調が怪しいなと思った段階で、近々預けることになるかもしれないと伝えておくほうがよいと思います。
また当たり前ですが、困ったときだけ頼るのも、親側としたら気持ちの良いものではないと思います。普段からコミュニケーションを円滑にとっておきましょう。
自治体の病児保育制度を利用
病児を預かってくれる制度が自治体によって準備されています。各自治体によって制度は違うので、お住まいの自治体のホームページを確認しておきましょう。
参考までに、横浜市のケースを紹介します。以下の引用等はすべて横浜市HPからです。
医療機関併設型病児保育室で、看護師・保育士が病初期の段階から病気のお子さまを
お預かりします。
お子さんを、その養育者が仕事の都合や事故、出産、冠婚葬祭など社会的にやむをえない事情で
家庭での育児が困難な期間、一時的に保育する事業です。
利用には事前登録・予約などが必要です。
定 員
4名
対象疾患
通常の外来で治療可能な病気
ただし、麻しん(はしか)、流行性角結膜炎(はやり目)などは対象外
対象年齢
生後6か月~小学校第3学年
保育時間
月曜日~金曜日 8:30~18:00
お 休 み
土曜・日曜・祝日・年末年始・臨時休診日
利 用 料
1日2,000円
(横浜市在住の生活保護世帯及び市民税非課税世帯は1人1日1,000円)
(保育中に不足になった、離乳食、副食類、紙おむつは有料)
食 事
病状に応じたお弁当を持参のこと(各施設にご相談ください)
1日二千円というのは、民間等の病児保育に比較しても圧倒的に安いです。預けに行く必要がありますが、外に行っても平気な体調ならば良い選択肢になりますね。
利用するためには事前の登録などが必要です。
こちらが登録のために提出する書類。保護者が記入するものです。
登録は自治体に対して行うのではなく、病児保育を受け入れる先の医療機関等に提出します。
自治体ホームページほか、受け入れ先でも配付していることも多いようです。FAX、メール、郵送いずれでも大丈夫なようですが、念のため各機関に問い合わせておくほうがよいですね。
これはかかりつけ医に記入してもらう書類です。
留意点として、これを記載できるのは普段から子供の病状を把握している医師だということです。
つまり、救急病院などで治療を受けた場合に、そこの医師に記載してもらうことはできません。無理にお願いしてトラブルになることもあるらしいので、気をつけましょう。
で、こちらが利用申込書です。
いざとなってから登録して…というのは無理があるので、あらかじめ登録しておき、慌てずに利用できる環境を整えておきましょう。
我が家は登録していなかったので、色々とバタついております(ノw`*)
民間等の病児保育を利用
自治体の制度は外に預ける必要があるのと、定員が少ない関係で、利用できないケースもあるでしょう。
その場合には、民間等の病児保育に対応したベビーシッターを利用することが考えられます。
一番メジャーなのは、NPOのフローレンスさんでしょうか。
フローレンスさんの特徴的な料金体系として、月額会費制が挙げられます。
病児保育を利用してもしなくても、会員となった場合には五千円から二万円の月額会費がかかります。
会費には一回分の保育料金が含まれており、二回目以降は二千円/時間です。
100%の保育保証のためにはかなりの固定費がかかっているのでしょうから、それを賄うには安定的な月額会費制にするしかないのでしょうね。
その他、同様のサービス提供の団体を紹介。
ハニークローバーさん。
こちらは月額会費のかかる会員プランと、会費不要の単発プランがあります。会員プランのほうが、実際に保育となった場合に割安な料金となります。
ピジョンウェンディさん。
ここは、育児の総合ブランドのピジョンさんが運営するベビーシッターのサービスです。
Q5.
子どもが病気の時も預かってくれますか?
A5.
病気回復期のお子様や軽症のお子様のお世話をさせていただいております。お母様に代わって優しくケアします。(「病児ケア」料金表)
但し、ウィルス性の疾患や、熱が39℃以上の症状の場合など、お子様の病状によっては、お預りできない場合もございます。フリーダイヤルまでご相談ください。
制限を受けるケースもありますが、病児保育も受け付けてもらえます。
料金は通常のシッター料金1,600円/hにオプションで500円/hを加算して2,100円/hとなります。
おわりに
今回、初めて病児保育について調べたり考えたりしました。
病児保育は仕事と育児の両立のためには必要な制度だと思いますが、一義的にはまず親が看られるように調整できればと考えています。
休めるだけ休んで、どうしても無理そうになったら、制度に助けを求めようと思います。
それまでには元気になってくれるといいんだけどな(ノw`*)
Posted from するぷろ for iOS. by @kensuke0724