ヒステリア・シベリアナ?
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シベリアの農夫が、ある日突然に沈みゆく太陽を追いかけ始めて、そのまま死んでしまうーー。
これはヒステリア・シベリアナとして、村上春樹氏の「国境の南、太陽の西」という小説に出てくる。
これは実在する現象ではなくフィクションらしいけれど、情景がヴィヴィッドに浮かんできてずっと印象に残っていた。
最近、うちの子も似たような行動をしている。
寝室のベッドの足元のほうに、空気清浄機を置いているのだが、そのランプが青白い光を放つ。
子どもの寝かしつけのためにベッドに置くと、しばらくおとなしく、眠たそうにしているのだが、突然に顔を上げてキョロキョロし、おもむろに空気清浄機の光に向けて移動を始める。
うちのベッドはクイーンサイズでかなりの距離があり、また柔らかなマットの上でズリバイしにくいのだけれど、必死に進んでいき、ベッドから落ちるという手前で捕まえて、もとの位置に戻す。
またしばらくウトウトしていたかと思うと、ガバッと起き上がり、光を求めてズリバイする。
それを三回か四回くりかえすと、死んだように倒れてネンネする。
これは一体なんなのか?
子どもの行動は大人には予測、理解不能なことが多くて、改めて生命の不思議さに心打たれる日々である。
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