第二子を受け入れた長男(二歳九ヶ月)の様子
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二人目育児
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複雑な心境を隠せない
出産のだいぶ前から、長男には「ママのお腹に赤ちゃんがいるよ、もうすぐお兄ちゃんになるんだよ」と言い聞かせてきました。
保育園でも「もうすぐ赤ちゃん生まれるよ」と周囲に楽しそうに言っている、という報告もあり、状況はちゃんと理解していたようです。
が、やはり実際に目の当たりにすると、複雑な心境を隠せないようで、これまでにはない姿を見せるようになりました。
寂しさを直接的に表現しない
周囲の大人の視線が第二子に集まることで、当然、長男は寂しさを感じています。でも、そのことを直接的に表現することはしてきません。
僕が第二子を抱いていると、じーっとその様子を見つめてきます。そして、何かいいアイデアを思いついた、とでもいうようにニコッとしたあとで、「パパ電車やってよー」とせがみます。
よくわけのわからないまま、第二子を抱いてガタゴトと電車ごっこをしていると、病室の保育ベッドを指差して、「終点でーす、荷物を下ろしてくださーい」と言います。
第二子じゃなく自分を抱っこしてほしい、でも直接的に口にするのは悪いことな気がする…と二歳児ながら葛藤している様子が伺えます。
また、お見舞いを抜け出して病院の近くの公園に長男と散歩に出かけたときのこと。
このところ、大きな遊具のない公園はすぐに飽きてしまい、いつもならすぐに帰ると言い出します。でもこのときはなかなか帰らないばかりか、別の公園も行く、他のところも行くと、けっきょく3つも公園をハシゴしました。
そんなに公園好きだっけ、と尋ねると、「だって公園にいるとパパとずっと一緒だから、寂しくないもん」と。
グッとくるセリフを言ってきます。
妹が嫌なわけではない
とはいえ、第二子の妹が嫌かといえば、そんなわけでもなく。
「妹ちゃんかわいい」
「妹ちゃん、いい子いい子してあげる」
「妹ちゃん、ミルクあげる」
と、妹と対面していない場面では、愛情をのぞかせます。保育園でも、妹が産まれたと言い回っている模様。
好きだけど、寂しい。
寂しいけど、好き。
そんな複雑な心境を持て余しているような長男です。
夜、眠るときも「妹ちゃんがどうした、こうした」という話をしながら眠りに落ちます。
が、腕は強く僕を抱きしめていて、寝落ちしたあとも、外そうとしても無意識にぎゅーっとしてきます。
おわりに
複雑な長男と向き合うことで、僕と長男のきずなは以前に増して深まったように思います。
反面、今は第二子については妻がかかりきりで、お見舞いに行った時に接する程度なので、まだまだ関係性が作れていません。
退院後、どんなふうに家族それぞれの気持ちが動いていくのか、楽しみでもあり不安でもあります。
Posted by @kensuke0724