医療費控除をお忘れなく
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確定申告の時期が近づいてきた。普段は関係ないよ!という人も、出産の年だけは要注意。医療費控除を忘れないようにしましょう。
医療費控除は、ざっくり言うと、たくさん医療費がかかった年には税金が安くなるよという制度である(会計士なのにざっくりすぎてすみません^^;)
ではたくさんっていくらなの?というと、年間十万円超で上限二百万だと考えておけばよい。
これは世帯で考えるので、家族全員の医療費を合算することに留意。
ということは、共働きの方は収入の多い人から控除したほうが有利になる。ここもポイント。
次に控除対象の医療費って何があるの?という点について、出産関連に限って簡単に解説。
#出産前
妊娠以降の定期検診にかかる費用、および通院費用は対象となる。
通院費用については公共交通機関のものが対象。領収書が出ないケースが多いと考えられるが、その場合はメモを残しておけばOK。
#出産時
出産時の医師や助産師による分娩費用は対象。
入院費用や食事代も対象だが、個室に移ったときの差額ベッド代は注意。病院都合なら対象だが自己都合の場合は対象外。
#ネットするもの
健康保険から拠出される出産育児一時金については、支出した出産関連費用とネットする必要がある。
一方、出産手当金についてはネット不要なので取り扱いに留意。
出産手当金について | よくあるご質問 | 全国健康保険協会
実際の申告に際しては以下を参照。
医療費控除の準備等:平成25年分 確定申告特集(準備編)
フォームはここにあります
税法の規定は以下を参照。
No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)|所得税|国税庁
No.1122 医療費控除の対象となる医療費|所得税|国税庁
なおこれは個人的見解による簡易的な情報提供なので実際の申告に当たっては専門家へご相談下さい。
追記。補足編も書いたのであわせてご覧下さいませ。
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