夕方、育児の孤独を感じたら

公開日: : ,

辛いのはひとりじゃない

今日は息子くんの体調が崩れて、早めに保育園にお迎え。久しぶりに、息子くんを見ながら夕食の支度をして妻の帰宅を待っていました。

そんなことをしていると、ふと一年ほど前、自分が育児休暇中の生活を思い出しました。

あの頃、夕方になると感じていた孤独感が蘇ってきたので、そのことについて書いてみます。

夕方の孤独

人それぞれかもしれませんが、夕方というのは、赤ちゃんを育児している親にとって一番孤独感を抱きやすい時間帯ではないでしょうか。

陽が傾き始め、部屋の中が薄暗くなってくる。外からは下校中の小学生の話し声がかすかに聴こえる。

午後の昼寝の寝かしつけに手間取って、ようやく子供が寝入ったことを確認したあなたは、ちょっと一息と思ってコーヒーをいれる。

間が悪いことに、ピンポーンとチャイムが鳴らされる。宅配便だ。いつももっと早い時間に届く宅配スーパーが、今日に限って遅くなる。

そのチャイムの音で、ようやく眠った子供が起きてぐずり始める。あなたは慌てて抱き上げ、あやしながら、宅配のお兄さんの相手をする。お兄さんは少しバツがわるそうだ。

変なタイミングで起きてしまったので、子供はずっとぐずぐずしている。あなたは抱っこ紐に子供を入れて部屋を歩き回り、それでもダメなのでベランダに出てみる。

夕方の日差しが横顔を照らす。空気は少し冷ややかで、濃厚な夜の気配を漂わせる。となりの部屋からカレーの匂いが漏れてくる。

ようやく泣き止んだ子供と部屋に戻り、夕食の準備を始める。朝のうちに下ごしらえは済んでいるので大した作業はない。でも、台所に立っているとまた子供が泣きはじめる。

鍋の火をとめ、また子供を抱き上げてあやす。ゆれてみたり、歌ってみたり。

でも子供は泣き止まない。あなたは少しずつ苛立ちを覚えはじめる。泣き止まない子供。進まない料理。取り込まれるのを待っている洗濯物。すっかり冷めてしまったコーヒー。

そのとき、LINEが入る。朝出かける時「今日は早く帰るよ」と言っていた夫(あるいは妻)から、素っ気ないメッセージが届いている。

「急な仕事入ったから、やっぱり遅くなる」

あなたは返事を打つことができない。既読になったまま、そのメッセージは放置される。

子供は泣き続けている。気づくと、あなたの頬にも一筋の涙が伝っている。

対処法は一人じゃないと思うこと

とまあ、若干、演出過多ではありますが、誰もがこんな夕方を経験したことがあるんじゃないでしょうか。

今、僕の息子くんは一歳九ヶ月になりだいぶ成長してきたので、育児で辛いと感じる瞬間は減ってきました。

今日も、ひたすら腹減ったから早くメシよこせゴルァ!という息子くんと闘うのが大変だったくらいです。

育児で孤独を感じる理由は、ふたつあると僕は考えます。

ひとつめは、特に初期のころの、出口が見えない感。いつまでこの生活が続くんだろうという不安。

ふたつめは、誰にもわかってもらえない感。自分が感じているこの辛さを、家族も友人も誰もちゃんとわかってくれないんじゃないかという不満。

これが重なって孤独を感じるわけですが、これといった対処法は、残念ながら思い浮かびません。

ただ言えるのは、自分一人じゃないと実感することで、緩和されるということです。

わかりあえる人が近くにいなくてもいい。SNSやブログを通じた間接的な知り合いでもいい。

みんなが同じような悩みや孤独を抱えながら育児に奮闘しているんだと思えるだけでも、少しは楽になれるんじゃないでしょうか。

そういう意味で、ゆるい連帯を築いていくことは、けっこう大事だと思います。

リアルな関係だと言いにくい愚痴や弱音が、ネット上のゆるい関係のほうが吐き出しやすかったりしますからね。

おわりに

特にオチもなにもない話ですが、ふと昔のことを思い出したことを書いてみました。

これを読んで孤独がいくばくでも軽減される方がいれば、幸いです。

Posted from するぷろ for iOS. by @kensuke0724

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Comment

  1. うさぎ より:

    1歳3ヶ月の娘を育てながらフルタイムで働いています。元々アフリカで働いていたのですが、幼児を連れての長期出張に限界を覚え、1ヶ月前に転職しました。転職したら、半年間は有給3日。しかし保育園からは頻繁に「お熱です」電話がかかってくるわ、覚えなくてはいけない新しい仕事にゼロから再構築する人間関係…。目の前のことをこなすだけでいっぱいいっぱいのところ、たまたまブログを拝見しました。
    頑張っていらっしゃる姿に励まされました。ありがとうございます。

    • yurufuwacpa より:

      こんばんは、コメントありがとうございます。アフリカで働かれていたなんて、ものすごく珍しい経験ですね!どういう生活なのか、うまく想像できません。保育園からのお熱コール、子供が大変なのはわかりつつも、「なんで今なの?」と子供を責める気持ちになったり、それによってさらに自己嫌悪になったりと、ジェットコースターみたいに気持ちが振り回されますよね。個人的に育児から学んだことは、ほとんどの問題は時間が解決してくれるということです。時間が解決してくれない問題は、もういいやと放置するくらいでいれば気持ちも楽になると思います。お子さんが落ち着かれたら一緒にアフリカに行かれることもあるんでしょうか?そんな未来を想像すると、ちょっとワクワクしちゃいますね。

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  • 中のひと

    訪問ありがとうございます。ゆるふわ会計士(@kensuke0724)です。

    2013年4月生まれの息子のパパです。2014年1月から2014年3月末まで3ヶ月間の育児休暇を取得し、4月より職場復帰しました。復帰後も仕事と家事育児の両立を目指していきたいと考えています。

    このblogは育児を中心とした雑記です。育児に関して少しでも有益な情報を提供すると共に、これから育児休暇を取得したいと考えている男性の方を応援したいと思います。

    どうぞよろしくお願いいたします。

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