息子にぶん殴られたので小一時間かけて謝らせた話
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成長
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イヤイヤ期のせいか、まったく謝りません
うちの息子くんは時々、人のことをふざけて叩きます。寝かしつけの時に思いっきり頬をぶん殴られて、すごく痛かったので、きちんと謝らせようとしました。
が、思いのほか難航。
小一時間かけて謝罪までこぎたけた話を書きます。
悪いことをしたと自覚させる
今回のぶん殴り事件は、息子くんに悪意があったというよりは、じゃれあっている中で勢い余って加減ができず、ものすごい力になってしまった感じです。
とはいえ、痛いものは痛い。子どもの力は侮れず、加減を知らないだけに、ものすごい勢いで殴られることもあります。
もし同じようなことが保育園やキッズスペースのお友達との間で起きたら…と考えると、きちんと謝ることが大事です。
起きてしまったことは仕方ないので、その事後処理の第一歩はやはり謝罪から。
本人に悪気がないのはわかっているので、なんで謝る必要があるのかをきちんと説明しました。
まず人を叩いてはいけないこと。これは普段から何度も言い聞かせているのですが、時々手が出ます。一時期よりマシになってはいますが、なかなか完全には矯正できていません。
次に、遊んでいて悪いことするつもりがなくても、相手が痛がったり怪我をしたりするような強い叩き方をしたら、謝る必要があること。
何度も根気良く説明して、謝罪を促すものの、頑なに謝りません。
誤魔化しと駆け引き
こちらが説教?している間にも、息子くんは話を誤魔化したり、駆け引きしようとしてきます。
江ノ電乗りたい、モノレール乗りたい、水族館行きたいなど、まったく関係のない話を出してきたり、「ママ大好き」を連呼したり。
これは自分が怒られているのがわからずに別の話をしているのではなく、自分がまずい立場に立たされているのを理解したうえで、話を逸らそうとしているのです。
特に「ママ大好き」はなかなか狡猾な作戦で、今回の説教は妻主導で「パパに謝りなさい」という路線で進めていたので、ママに取り入って免罪符をもらおうとしているのが明らかです。
二歳児のくせに、どこでこういう心理戦を覚えてくるのか、まったくの謎ですが、簡単に篭絡させられるわけにはいきません。
功利的誘導
あまりこういうやり方は好きではありませんが、敵がまったく折れないので、功利的誘導を試みました。
息子くんがちゃんと謝ったら、江ノ電乗るしモノレール乗るし水族館行くよ、だからちゃんと謝りなさい、と。
この手のニンジンぶら下げ作戦は本質的には良くないとは思うのですが、今回は「言葉に出して謝らせる」を優先しました。
それでもまったく謝罪がないので、いったんは僕が寝室を出ることに。
そこで、すこし息子くんは慌てたようです。僕が別室にいる間に、妻が息子くんに謝らせる練習をさせていました。
(モニターがあるので寝室の様子がわかる)
不安になったのか、急に素直に言うことを聞いて、「パパごめんなさい」とつぶやいている息子くん。
何度が練習したあとに、妻に連れられてトコトコと僕のところに来て、「…なさい」と一言。
練習のときよりもだいぶ弱いですが、謝罪は謝罪。
もう一回、ちゃんと「ごめんなさい」は?と促すと、なんとか「ごめんなさい」という言葉を引き出すことに成功。
ちゃんと褒めてあげる
小一時間かけて謝罪まで至ったので、そのあとはきちんと褒めてあげ、たくさんヨシヨシしてあげました。
気を良くしたのか、ベッドではやたら「パパごめんなさい」を連呼して、しばらくあとで眠りに落ちました。
おわりに
躾、という言葉はあまり好きではないですが、必要な社会性を身につけさせるのは親の大事な役目です。
今回のやり方の良し悪しの判断は人それぞれでしょうが、なんでも自分の好き放題ではダメなんだということは、伝えられたのかなとは思いました。
Posted from するぷろ for iOS. by @kensuke0724