男性の51%が仕事と育児の両立無理!
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最終更新日:2014/02/10
ワークライフバランス, 家事, 家族
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男性の51%「今の職場じゃ子育てと仕事を両立できない!」 イクメンの障害 “パタハラ”とは? – IRORIO(イロリオ)
日本労働組合総連合会が実施したパタニティ・ハラスメントに関する意識調査によれば、今の職場は男性が子育てしながら働ける環境ではないと感じている人の割合が51.0%にものぼるという。調査は2013年12月4~9日に行われ、対象は20~50歳代の男性1000人。
パタハラが起きる原因は「上司や同僚の理解不足・協力不足」57.3%、「会社の支援制度の設計や運用の徹底不足」45.4%、「男は仕事、子育ては女の役割といった性別役割分担意識」44.1%などとなっている。
僕の場合は妻が同じ職場で周囲の理解を得やすいという特殊事情があるので他の人とは違うが、それでも取得のためにはそれなりの努力と工夫をした。僕のケースを簡単に紹介します。
長い時間をかけて育児キャラを確立する
僕は子どもができるずっと前から、自分がきちんとワークライフバランスを取りたいと主張し続け、家事育児キャラを前面に押し出してきた。
最初は親しい先輩との雑談のなかでその手の話をし、徐々に上司との会話のなかで、そして最終的には正式な人事評価面談の場でも主張して、時間をかけて周囲の理解を得て行った。
日頃から職場の飲み会は適度に断る、残業もあまりしないなど、発言と行動を一致させていけば、自ずとそういう目で見られるようになる。
ただ、子どもができてから急に、だと業務の都合などもあって難しいと思うので、とにかく早くから始めるのが重要。
仕事はきちんとする
育児キャラの確立のためには、きちんと仕事をすることが前提だ。普段からまともに仕事をしないのに自分の都合ばかり優先しても、理解を得にくいはず。
残業しないで時間内に仕事を終わらせ、かつ上からの一定の評価を得るためには努力と工夫を要する。職業によってその方向は異なると思うけれど、人より抜きん出るくらいの気持ちで仕事に取り組むことが、結果としてワークライフバランスにつながるはずだ。
できるだけ貸しを作る
上司や同僚に日頃から貸しを作るのも重要。嫌な仕事や難しい仕事を積極的に引き受ける。雑用的なことも進んでやる。
マメにそういうことをしておくと、急に自分の仕事の代打を頼む時に引き受けてもらいやすくなる。ギブ&テイクを心がけることで、育児と両立しやすい環境になる。
妻とのコミュニケーションを綿密に
これは自戒を込めてなんだけれども。
妻(男性の育児両立の話題のため妻と書いています、念のため)と普段からコミュニケーションをとっておかないと、いざ育児をやろうと思っても急にはできない。
細かいことではあるが、例えば肌着をどこにしまってあるかとか、毎回の授乳量はどれくらいだとか、オムツ換えのタイミングだとか、予防接種のスケジュールだとか、かかりつけ医の連絡先だとか、そういうことを把握していないと、何もできない。
本格的に育児に入る前に奥様としっかり情報交換し、スムーズに育児参加できる状況にすべき。
もちろん本当に人がいなくて、忙しすぎて、育児参加できないという職場もあるだろう。僕がものすごく恵まれた立場だから言えることだとも、重々承知している。
それでもできることから始めなければ前には進めない。というわけで、僕がやったことを簡単に紹介しました。
これからガッツリ育児するぞ!という男性諸氏にちょっとでも参考になれば幸いです。