10ヶ月半ばで、「おいで」をすると身を乗り出すようになった
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ワークライフバランス, 家族, 成長
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photo credit: Steve took it via photopin cc
この仕草を待っていた!
自閉症?と思った時期もあった
先日、息子くんがネンネの前に妻が帰宅できたので、何気なくお互いに抱っこして、「おいで」をやってみた。
特に期待したわけではなく、どうせいつもどおりスルーだろうな、と思っていたら…
キタ━━━(。A。)━━━!!
妻がえーっと驚いて、私の方にも「おいで」をすると…
コネ━━━━<(ll゚д゚ll)>━━━━!!
というわけで、最初は僕の方だけに来る息子くん。妻が抱っこしても、僕のほうに移りたがる様子を見せる。
うんうん、君もようやく親ってものを理解してきたのね、と感無量。
実は月齢が若い頃、この子は自閉症なのでないかと、わりとシリアスに不安になったことがある。
親と目を合わせない、というか、合わせると逸らす。親への関心が薄く、モノに対する執着のほうが強い。人見知りしない。あまりぐずらない。
などなど。
自閉症の子はいい子で育てやすいということも聞き、検診等に連れて行ってもホントおとなしくて育てやすいでしょ、と言われ続けて逆に不安になったり。
もちろん、遅ればせながらも徐々に感情が豊かになり、今ではその疑念は消えたわけですが、そういう悩みを抱いていただけに、この仕草は尚更うれしく感じました。
生みの親だけじゃなく育ての親も大事
その後すぐに、妻の「おいで」にも向かうようになり、妻も安堵しているわけですが、それでも僕に対する反応のほうがよいです。
これは別に勝ち誇っているわけではなく笑、単純に、赤ちゃんは自分を守ってくれている人間をちゃんと識別しているんだなあ、と感心したのです。
当たり前ですが、育児休暇のタイミングが逆で、妻がこの時期に休んでいたら、ママにベッタリになっていたはず。
僕の職場の同僚パパの中には、ママじゃないとお風呂に入れられない、寝かしつけができない、という人もいます。
子どもが起きている時間に帰宅するのは、不可能ではないけれどなかなかに困難だという、まあ見方によってはブラックな労働環境です。(念のため補足しておくと、公認会計士が過剰で就職難と言われた時代が数年前にありましたが、今はむしろ業界全体が人手不足で多忙になりました。中間というのがあまりない世界です)
そういう意味で、この時期にずっと一緒に過ごせて僕はホントに幸運だったと、改めて思います。
同時に、育児というのはママじゃなくてもできるんだ、という想いを以前にも増して強く抱きました。
先日、男性の育児休暇は無意味だという意見に反論する記事を書きました。
この記事の骨子は、育児は女性が担うものという前提は改めたほうがよい、というものです。
なぜ女性が育児の担い手として前提に置かれるのか?
それは多くの場合において、出産と育児をひとつのパッケージとして考えられているからではないでしょうか。
出産は女性しかできない。それは事実です。しかし、だからといって、育児を出産から地続きにとらえて、女性に専有させる必要はまったくないと思います。
むしろ意識的に出産と育児は別物だと切り分けなければ、女性の社会進出は困難なままでしょう。
僕がこういう風に書くと、恐らく次のような反論が出てくるでしょう。
お前は「お腹を痛めて」生んだわけじゃない、それなのに出産と育児を切り分けて、楽しい育児だけやるのは、フリーライド(タダ乗り)ではないか、と。
僕は実際に子どもを産んだわけではないので、安易に共感できると言ったらそれはそれで傲慢なんだけれど、その理屈も心情的には理解できます。
なので僕の主張は前にもどこかで書いたけれど、育児の担い手について中立的なオプションを設けることが大事だということです。
ママが育てても、パパが育てても、2人で育てても、どの選択肢をとっても、他の選択肢に比べて不利益のない制度、風潮を構築していくこと。
さらに拡張すれば、実の両親以外もどんどん育児に参画していくこと。
これは一時期よく言われた伝統的子育て、子育ては家庭で、という考え方と反対です。
少子化が社会問題と主張するなら、問題解決も社会全体ですべきです。子育ては社会で。これが真に言われるべき事柄ではないでしょうか。
おわりに
熱く語りましたが、身を乗り出してくる息子くんはめっちゃかわゆす、というお話でした。
いやー、かわいいんですよ、ホント(*´З`)
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Posted from するぷろ for iOS. by @kensuke0724