絵本「ねないこだれだ」のおばけをしつけに使ってしまうお話
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大人も怖い絵本
最近、息子くんが絵本「ねないこだれだ」にハマっています。
「ねないこだれだ」といえばご存知の方も多いと思いますが、乳幼児向けの絵本の鉄板のひとつ。
大人でも怖く感じてしまうような独特の作風で、息子くんも怖いもの見たさで読んでいるみたいです。
で、この作品に出てくるおばけを、ついつい躾に使ってしまうというお話。
どんな絵本?
すでに読んでいる方も多いと思いますが簡単に内容を紹介。
この本は、作家せなけいこさんの人気シリーズである「いやだいやだの絵本」のなかのひとつです。ちなみにシリーズセットでの購入も可能です。
夜、遅い時間になっても起きている子供が、おばけにさせられて、おばけの世界に飛んでいく、というシンプルで短いものなのですが、切り絵のような作画と、多くを語らない語り口が、とても怖い雰囲気を醸し出しているのです。
裏表紙のシルエットになったおばけがふたり、夜の闇のなかに飛んでいく姿は、背筋がすっと冷たくなるような感じを受けます。
しつけに使う場面
基本的に、怖がらせることでしつけをする、というやり方が好きではないので、やたらめったらに使うわけではありません。
主にふたつです。
ひとつ目は、交通ルールを守らせる時。とにかく最近はお調子者なので、道路でもタタタターっと走り抜けてしまいます。
前は、「車にぶつかったら痛い痛いだよ」と言ってそれなりに効果はあったのですが、最近はそんなゆるい言い方じゃ抑止力としては弱くなってしまいました。
そんなとき、おばけに登場願います。
車にぶつかったら、息子くんがおばけになっちゃうよ、おばけの世界に飛んで行っちゃうよ、と言うと、怖い怖いと言って言うことを聞きます。
かなり効果は高いです。
もうひとつは、アトピー患部を強くかいてしまうとき。
ある程度はかかせて、ストレス軽減させているのですが、度を過ぎると流血に至るのでその手前でやめさせるようにしています。
が、いちどかゆがるモードになるとなかなか我に返らず、えんえんとかきむしってしまいがち。
そんなときは、かゆいかゆいのおばけがいるからかゆいんだよー、ほら、かゆいかゆいのおばけ、飛んで行ったよー、という感じで使っています。
これは脅すわけではなく、かゆみはおばけのせい、という物語にしてしまうわけですね。
これもそれなりに納得するのか、効果はあります。
嘘も方便とは言いますが、こういうしつけが良いのか悪いのか、いまひとつ自信がありません。
我が家の育児方針としてはとにかく本人との対話を重視していて、きちんと腹を割ってしゃべることで、物事を進めていくようにしています。
二歳の息子がどれだけ理解できているかはわかりませんが、説明や話し合いに手を抜かず、子供向けのある種のごまかしも出来る限りしないようにしています。
なので、こういう手法はあまりとりたくないのですが、ついつい使ってしまう場面が出てきてしまいます。
特に交通ルールの場合は命に関わる話なので、正論を通すよりは方便でも命を守れるようにすることが大事なのかな、と思ったりもしています。
おわりに
絵本のおばけをしつけに利用してしまうというお話でした。
皆さんはどんなふうに言い聞かせているんでしょうか。いいやり方があれば、見習いたいと思います。。
Posted from するぷろ for iOS. by @kensuke0724