台湾二日目は市内観光。赤ちゃん連れオプショナルツアーのメリット、デメリット。
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一日充実だけどグッタリ
台湾旅行二日目は一日市内観光のオプショナルツアーに申し込んでいました。
ふだんはこの手のオプションはあまり使わず自分で移動するのですが、子連れ海外は初めてなので、申し込んでみました。
結果として、メリットとデメリットの双方を感じたので、書いておきます。
行ったところを簡単に紹介
まずはツアーの内容にも簡単に触れておきます。
バスに乗って台北市内の主だった観光地を巡り、食事と土産物屋がつくという、よくあるものです。
バスは一台40人くらいの、なかなか規模が大きいツアーです。ガイドは在台湾の日本人女性。気さくなよい方でした。一歳二ヶ月のお子さんがいるらしく、それもあって色々気にかけてくれました。
行天宮という三国志の関羽を祀った仏閣。商売繁盛の神様です。地元の参拝客も多く、みんな熱心に願い事をしていました。
お茶のセミナー受講。息子くんは当たり前だけどすぐに飽きて、なかなかしんどかった。
これは茶葉で手を洗っているところ。カテキン効果でよくヨゴレが落ちるそうです。
中正紀念堂という、蒋介石の記念館に置かれている像。かなりの大きさで、大陸のほうを向いています。
なぜ大陸のほうを向いているかと言うと…という話はなかなかセンシティブな政治的歴史的文脈なので、興味のある方はお調べ下さい。
ツアーの途中で立ち寄る土産物屋の近くにあったトイザらスに勝手に寄りました。プラレールは、ローカライズされていて、現地の車両もあります。
息子くんは大喜びだったのですが、僕のほうがひそかに興奮してたのはここだけの話。
忠烈祠という、日本でいえば靖国神社に相当する、英霊を祀るところの衛兵の交代式。
台湾は日本と異なり徴兵制なのですが、ここの衛兵は選抜されたエリート中のエリートだそう。
ガイドさんの説明では、台湾はキャリアにおいては男女平等で、女性のほうがキャリアアップしやすい面さえあるらしいのですが、その理由のひとつが徴兵制なんですって。
男性は大学卒業後兵役につきますが、その間に女性が職場で経験を積んでキャリアを進めやすくなるそうです。
保育園も余るほどあり、核家族化が進んでいないことから祖父母が育児の担い手として機能していることもあり、女性のほとんどはフルタイムワーカーとのこと。
なるほどねぇ。
あと故宮博物院にも行きましたが、撮影NGのため写真なし。世界四大博物館のため、ものすごく混んでいてまともに展示品を見れませんでした。
ツアーのメリット
さて、こんな感じのツアーでしたが、まずはメリットから。
まず、移動が楽なことです。赤ちゃん連れだとベビーカーが必要となりますが、ベビーカーで見知らぬ異国の地をあちこち巡るのはなかなか大変です。
日本だって大変なんだから、海外ではなおさら。
ツアーであればバスに乗ってあちこち行けるので、手間が省けます。
次に日本語が通じるガイドの安心感。大人だけならなんとかなりますが、赤ちゃん連れだとオムツ替えやら授乳やら気になることは多いと思います。
英語でがんばってもいいんだけど、微妙なニュアンスの伝えやすさや、なにかアクシデントがあったときのことを考えると、やはり母国語が通じるほうが楽。
特に今回のガイドさんは、こちらから何か質問する前に、オムツ替え大丈夫?とか、飽きたら別のところで遊んでいいよ、とか細やかな気遣いがあって、大変助かりました。
最後に、ひとつめと関連するのですが、観光地を一通り見れること。
赤ちゃん連れだとついつい面倒になってなかなか観光する気分になれないですが、ツアーであれば強制的に回ることになるので、広く浅く見ることができます。
デメリット
逆にデメリットももちろんあります。メリットの裏側でもあるのですが、順に書いていきます。
まず移動のバスで騒いだとき周囲へとても気を遣うこと。
これはツアーに限らず公共交通機関に乗るときと同じなんですが、ずーっと同じメンバーで回るので、なおさら気を遣います。
次に目的地が決まっていること。
ツアーに組み込まれている目的地の中には赤ちゃんには不向きなところもあります。今回でいえば、お茶のセミナー、足つぼマッサージ&セミナー、故宮博物院。
飽きて騒ぎ始めるので、気を紛らわせたり外に連れ出して時間をやり過ごしたりするのが結構大変でした。
最後に途中解散できないこと。
この手のツアーは原則として最後まで参加しなくてはいけません。各所で立ち寄る土産物屋に落とすお金が収益源になるからです。
でも赤ちゃんはその日の気分や体調で行動がだいぶ変わってくるので、なかなか予定は立てづらいもの。途中でやっぱり観光やめて、ホテルや公園でのんびり、と思っても、叶いません。
もちろん病気や怪我など緊急の場合は別ですが、そんなこととは関係なく予定を変えたくなるときが困ります。
おわりに
以上、台湾市内観光の様子と、ツアーのメリットデメリットでした。
息子くんは多少ぐずったものの、いつも以上に激しく動き回っていました。そういう意味ではいい刺激になったのではないかと思っています。
三日目は、千と千尋の神隠しの舞台と言われる九份へ行ってきます。
Posted from するぷろ for iOS. by @kensuke0724