食物アレルギーの負荷試験を始めます
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離乳食
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長期戦になりそうです
息子くんは卵、小麦、牛乳で食物アレルギーの値が高く、今のところ除去をしています。しかしいつまでも食べさせないわけにもいかないので、食物アレルギーの負荷試験を行って、除去の要否をしっかり確認していくことにしました。
先日、病院で改めて検査を実施し、負荷試験のスケジュールが決まってきたので、紹介します。
そもそも負荷試験とは
負荷試験というのは、実際にアレルゲン食材を口にして、その反応を観察していく試験です。アナフィラキシー・ショックなどの危険があるため、専門的な施設で行う必要があります。
食物経口負荷試験(oral food challenge test, OFC)は、食物アレルギーの最も確実な診断法であり、確定診断(原因アレルゲンの同定)、および耐性獲得の確認を目的として実施する。誤食時のリスク評価や安全摂取可能量を決める目的で実施される場合もあるが、アナフィラキシーのような重篤な症状が誘発される恐れがあるので専門施設で行われることが望ましい。
via 食物アレルギー診療ガイドライン
どこの病院でも実施しているというわけでもないのですが、実施先は以下のリンク先で確認できます。
実際の進め方
病院でアレルゲン食材を実際に食べ、その反応を確認していくことになるため、一回の拘束時間が長くなります。日帰り入院、宿泊入院のいずれのパターンもあるようです。我が家がお世話になる病院は、基本的には日帰り入院で行います。
少量ずつ与えていって反応を見て、徐々に量を増やしていき、除去が必要か見極めていきます。なので、ひとつの食材について複数回の入院が必要になる場合もあります。
うちの息子くんの場合は、数値の低い小麦と牛乳は一度のテストでパスできるのではないか、との所見でした。予約がすぐに埋まるので、二ヶ月に一度くらいしか試験ができないため、つまずくとものすごい期間がかかってしまいます。小麦、牛乳を一度でパスできたとして最短で二ヶ月。卵はわりと数値も重いので、複数回かかるとして、半年から一年の長丁場になりそうです。
費用
病院によって区々ですが、一回について2万円~3万円くらい(三割負担)が相場のようです。日帰り入院だと安くなり、一泊入院だと高くなります。
ここで大事なのが乳幼児医療受給制度。ご存知、乳幼児の医療費を補助してくれる制度なのですが、食物負荷試験も補助の対象になります。なので、医療証を持っていれば、ほぼ無料で負荷試験を受けることができます。
この制度は自治体によって補助条件が異なりますので、注意して下さい。
僕が住んでいる横浜市は、所得制限があるので、我が家は補助対象外。東京の場合は、所得制限はありません。ふだんのちょっとした病院代は、まぁ仕方ないかと思うのですが、こういう大きな支出が出るときには辛いです。
超過累進税率制度なので、税額の負担で再配分されているはずなのに、さらに保育料も所得に応じて高くなり、加えて医療費も全額負担となると、我が家のような「そこそこ稼いでいる共働き世帯」はホントに育児費用がかさみます。。
おわりに
食物アレルギーの負荷試験のお話でした。
費用はまぁ置いておくにしても、息子くん自体にも負担がかかる試験なので、早めに終わってほしいなと切に思います。成長にともなって、自然と耐性がついていくので、小麦と牛乳が終わる頃には卵もいい感じで値が下がっていればいいな…と期待してみたり。
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