非ステロイド治療を一年間続けた息子の肌の様子。一歳半の備忘録。
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アトピー
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ゆっくりと治癒しつつあるかな
うちの息子くんは生まれたときから肌が弱く、生後半年くらいからアトピーの確定診断に近いような診断をされていました。
諸事情によりアトピーの標準治療ではなく、ステロイドを使わない治療にとりくんでにきて、約一年。
一歳半になった時点での肌の様子を備忘録として残しておきます。
顔
一番ひどかったピークは生後九ヶ月頃。冬の乾燥シーズンと、離乳食開始が重なって、口周りが荒れました。
頬から顎まで浸潤液が出て、かゆがってかきこわすので引っ掻き傷がたくさんできていました。
当時はこんなふうに、顎にガーゼをつけて治療をしていました。すぐにヨダレでガーゼがグシャグシャになったのを覚えています。
今では顔はすっかりきれいになりました。
とはいえ、全部が全部ツルッツルというわけではありません。
顎の下は今でもたびたびかゆがってひっかくので、時々赤い傷ができます。
基本的に過度な保湿は控えているのですが、口周りは荒れやすいので、コーティングの意味を込めて食事の前だけワセリンのようなもので保護しています。
もともとはプロペトを使っていたのですが、処方箋が必要なので、今は市販の代替薬を大人買いして使用。
これを百円ショップで売っているピルケースに詰めて使っています。
腕
腕がひどかったピークは一歳頃。ちょうど保育園に入る頃から、前腕がぐじゅぐじゅするようになりました。
肘裏と手首が特にひどく、皮膚がめくれてしまうくらいに。
当時は包帯を巻いて保護していました。
中途半端な長さで巻くと隙間から指を突っ込んでかきこわすので、かなり大きな範囲をカバーするように巻きました。
今では概ね腕はきれいになって、包帯を巻くことはありません。
ただ、手首周りは入眠前にはかゆがってかくこともあります。その時でも、前のように延々とかき続けるわけではなく、気を紛らわせると眠れるようになりました。
脚、足首
脚と足首も、ピークは一歳頃でしょうか。
太もも、膝周り、足首が真っ赤になりました。
特に脚、足首は、オムツ替えのときに肌が露出して、そのタイミングに激しくかいて出血、ということも多々ありました。
かかせる/かかせないは迷うケースが多いかと思いますが、うちは極力かかせないようにしました。
夜眠るときも靴下をはかせるようにして、肌の露出を防いでいました。冬場は寒いのでいいんですが、夏場にもひどかったらどうしようと危惧していたところ、幸い夏頃には靴下をはかせなくてもいいレベルまで回復。
赤みもひいて、遠目からはきれいになっているのですが、身体の他の部位に比べて治癒が遅めかもしれません。
今でも入眠時にいちばんかくのが脚、足首です。
治療は専門医と
さて、我が家はステロイドを使わない治療を行っているわけですが、どんな治療が良いかはキチンと専門医の指導のもとで行いましょう。
アトピーのような、完全な治療法が確立していない病は、いわゆるトンデモな民間療法もたくさんあります。
ステロイドを使わない、というだけでもトンデモな感じを受ける人も多いと思いますが、体質によっては、合うのではないかと思います。
治療法に絶対はないと思いますので、これまで標準治療で治らない方はオプションのひとつとして考えてもいいのでは。
このあたりの本が、赤ちゃんのアトピー治療におけるステロイド使用のデメリットと、ステロイドを使わない治療についてわかりやすいです。
根気が大事
ステロイドを使わないで治療するのに、一番大切なのは根気だと感じます。ステロイドと違って、治癒に時間がかかります。
要するに、肌が十分に強くなるのをサポートするだけの治療ともいえないような治療なので。
その間、ちゃんとステロイドで治療しないとダメだとか、赤ちゃんがかわいそうだとか、いろんなことを言われることもあります。
そんなとき心が折れそうになるかと思いますが、しかるべき時間が過ぎればよくなるのだと考え、根気良く向き合っていきましょう。
僕もステロイド使わないで本当に治るのかと不安な気持ちをずっと持っていましたが、今では「ああ、そういえばアトピーだったね」とたまに思い出す程度に、肌の状態は改善していると感じます。
おわりに
繰り返しになりますが、治療は自己流によらず、きちんと専門医の指導を受けてください。
ステロイドを使わない治療は、あくまでステロイドを使わないだけであって、塗り薬を適宜使ったり、抗アレルギーの飲み薬を飲んだりと、必要最低限の薬は使います。
非ステ=何もしない、と勘違いされる人も多いですが、それこそ虐待になってしまいます。
何事も極端な方向に走り出すと危険なので、バランス感覚は失わないようにしたいものです。
Posted from するぷろ for iOS. by @kensuke0724