二歳の子供には「目的」や「理由」は不要なんだ、というお話
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成長
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言葉の発達過程から感じたこと
息子くんが2歳半を過ぎて、べらべら流暢にしゃべるようになっています。
語彙も豊富になり、言葉の使い方も一丁前になってきて、楽しくおしゃべりできるようになりました。で、話していて気づいたのですが、これだけ様々な言葉を発していながら、まだ「なんで?」「どうして?」という言葉を使っていません。そのことから、ふと思ったことが今回の記事のテーマ。
5W1Hの使用法の発達
さて、いわゆる5W1Hと呼ばれるもの、ご存知だと思いますが念のため復習しておくと、Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ)How(どのように)のことですね。
息子くんとの会話の中でも、このうちの4W1Hはよく出てくるようになりました。つまり、Whyを除く4W1Hということです。
好奇心旺盛なのか、ちょっとでも自分が知らないことを見聞きすると、すぐに質問攻めになります。
例えば、新しいお菓子をあげたときなど、「だれが買ったの~? どこで買ったの~? どうやって食べるの~?」という感じで畳み掛けてきます。俺が買ったに決まってるだろ!w と思いつつ「パパが買ったんだよ~、アカチャンホンポだよ~、ほらここ切って袋開けるんだよ~」なんて感じで律儀に答えます。そうするとさらに、「アカチャンホンポ~? どこのアカチャンホンポ~? 辻堂~?」と質問が続くことも。
これほどいろんなことを聞いてくるのに、「なんで?」「どうして?」はまだ来ません。ふだん僕はけっこう息子くんに「なんで?」はよく使っているんです。ご飯を残した時なんかに「なんで? お腹いっぱいなの? 他のが食べたいの?」なんて具合に。だから、その言葉を知らない、ということはありえません。
二歳児には「目的」「理由」概念が不要仮説
そこでふと思ったのが、この二歳児には「目的」や「理由」という概念が不要で、まだインストールされていないんじゃないか、という仮説です。
深く考えるまでもなく、ただ生きていく上では「目的」「理由」というのは不要なのですよね。「なんのために生きるか」「なぜ生きるのか」ということを考えずとも、生きていける。というか、そういう問題意識がないほうが、気持よく生きていけるかもしれない。それは「生きる」といった大それたものを持ちださなくても同じです。目的や理由がわからなくても、ご飯を食べたり眠ったりして、日々の営みは進められていきます。
5W1Hの中で、このWhy(なぜ)以外の4W1Hは、生きていくのにも大切な情報となります。Whyだけが、他のものとは一段、次元が違う概念なんじゃないか、と思うのです。
言葉を覚えてしばらくすると、「これはなに? これはなに?」という攻撃が始まります。おそらく「なんで? なんで?」攻撃はそれよりずっと後になってくるものです。身体の機能が、生命の維持に必要な部分から発達していくように、言葉(概念)の獲得も、生きる上で必要とされるものから順々になされていくのかなぁ、と。
おわりに
息子くんの言葉の使い方を見ていて、ふと感じたことを書いてみました。素人の妄想です。単純に息子くんの言葉の覚え方に癖があるだけかも・・・。
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